※分霊箱(ホークラックス)とは
ホークラックスは、「分割した霊魂を隠した物」を指す。邦訳においては
分霊箱(ぶんれいばこ)と訳されているが、「魂を隠した物」は物質でも生物でも、その形状を問わない。また、本来の肉体にも魂が残っている。
分霊箱に納められた魂の断片は、魂をこの世に繋ぎとめる役割を持ち、「完全な死」を防ぐ効果を持つ。本来の肉体と肉体に宿る魂が破壊されても、他の魂の断片を納めた分霊箱が存在する限り、その者が本当の意味で死んだことにはならない。ただし分割された魂が全て滅ぼされた状態で本体が肉体的な死を迎えると、魔法を講じた者は死滅する。
-以上、ウィキペディアより抜粋
※一部ネタバレを含みます
ヴォルデモートが作った分霊箱(ホークラックス)
■トム・マールヴォロ・リドルの日記
ホグワーツに通っていた16歳の頃のヴォルデモートの記憶が保存されている黒い日記帳。 当時のトム・リドル(ヴォルデモート卿の本名)が嘆きのマートルを生贄にして作成した。この日記にペンで文字を書くと吸いこまれるように消え、トムからの返事が浮かび上がる。
ルシウスが持っていたが、「秘密の部屋」でジニーの手に渡り、最後はハリーによってバジリスクの牙で刺されて破壊。
■マールヴォロ・ゴーントの指輪
ゴーント家に代々家宝として受け継がれてきた指輪。トム・リドルの母親(メローピー・ゴーント)の父親マールヴォロ・ゴーントの所持品だったが、息子のモーフィン・ゴーントに受け継がれた。トムは自分の出生の秘密を知り、指輪をモーフィンから奪い取った後、自分の父親であるトム・リドル・シニアを生贄にして分霊箱を作成した。実は蘇りの石が埋め込まれていた。
ゴーント家に隠されていたが、「謎のプリンス」直前にダンブルドアが発見し破壊。
■
サラザール・スリザリンのロケット
サラザール・スリザリンの所持品だったグリーンの石で゛S゛の字が書かれている金色のロケット。サラザール・スリザリンの末裔で、トム・リドルの母親でもあるメローピー・ゴーントに受け継がれるが、腹にトムを宿したメローピーはお金に困り、「カラクタス・バーク」に10ガリオンで売却してしまう。後にヘルガ・ハッフルパフの末裔であるヘプジバ・スミスが買い取るが、「ボージン・アンド・バークス」で働いていたトムにロケットを見せてしまい殺害され、ロケットを奪われる。その後、トムがマグルの旅行者を生贄にして分霊箱を作成した。
最後はロンにグリフィンドールの剣で貫かれて破壊。
■ヘルガ・ハッフルパフのカップ ヘルガ・ハッフルパフの所持品だった穴熊が刻印された金のカップ。ヘルガ・ハッフルパフの末裔であるヘプジバ・スミスに受け継がれたが当時「ボージン・アンド・バークス」で働いていたトム・リドルにサラザール・スリザリンのロケットと一緒に見せてしまい殺害され、カップを奪われる。その際にヘプジバ・スミスを生贄にして分霊箱が作成された。
最後はロンが秘密の部屋に再び訪れ、バジリスクの死骸から牙を拾ってきて破壊。
■ロウェナ・レイブンクローの髪飾り ロウェナ・レイブンクローの所持品だった(王冠のような)髪飾り。娘のヘレナ・レイブンクローに盗まれ、アルバニアの森に隠されるが、ヘレナは当時学生だったトム・リドルに隠し場所を教えてしまい、トムの手に渡ってしまう。その後アルバニアの農民を生贄に分霊箱が作成された。
クラッブが闇魔法「悪霊の火」を暴走させて、炎に巻き込まれ破壊された。
■ナギニ
ヴォルデモートに飼われている大蛇。ヴォルデモートが唯一愛し、信頼するもの。
バーサ・ジョーキンズを生贄に分霊箱が作成されたが、ダンブルドアはリドルの館の庭番だったフランク・ブライスが生贄にされたと考えていた。
ネビルによってグリフィンドールの剣で両断される。
■ハリー・ポッター
ヴォルデモートが予期せず作成してしまったもう1つの分霊箱。
まだ赤ん坊であったハリーに向かってヴォルデモートが死の呪文゛アバダケダブラ゛を唱えた際、ハリーの母親であるリリー・ポッターの愛の防御呪文により呪文を跳ね返されてしまった。この際、ヴォルデモートの魂の一部がハリーに引っかかってしまい、もう1つの分霊箱が作成された。
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